クラウドワークスとかランサーズってどうなの?

フリーランスならではの働き方であるノマドワークってとても魅力的ですよね。今ならクラウドワークスとかランサーズといったクラウドソーシングを利用することで簡単にノマドワークを始めることができますが、掲載している案件内容があまりにもひどかったので記事にします。

クラウドソーシングの現状について

ノマドで仕事をしようと思ったら、「クラウドワークス」とか「ランサーズ」とかのクラウドソーシングを利用することで簡単に仕事を受注できるいい時代になったなぁと思います。

私もフリーランスエンジニアとして活動しているのでこういったサービスに興味があり、どのような仕事があるのか気になっていたので、実際にWEBサイトに訪問して仕事内容を見てきたのですが、想像以上にひどいということだけ理解できました。

 

依頼内容のうすっぺらさ

ホームページ作成案件を中心に見てみましたが、あまりにも酷い。

下記に紹介するのは実際にあった仕事内容になります。(こんな案件がほとんどであることが非常に恐ろしい…)

(1)仕事内容

    • 仕事の種類:ホームページ作成
    • 募集人数:1人
    • 報酬:10,000〜50,000
    • 納品まで:一週間
    • サイト種類:企業紹介
    • 作成画面
      • トップページ
      • 会社紹介
      • 地図
      • お問い合わせ
      • 会社概要
      • サービスラインナップ
      • 実績

(2)目的、概要

自社のHPをリニューアルしたく制作いただける方を募集しております。
CMSで制作しましたが、少々奇をてらったサイトになっており、
今後の取引先の事なども考え、もう少し一般的なUIにリニューアルをしたいと思っております。

(3)依頼詳細

●●会社のHP制作をお願いします。(レスポンシブ対応
全体のページデザイン(5ページ程度)、コーディングまでをお願いします。
お問い合わせフォームは実装をお願いします。
全体的にコンテンツは少なめですので、ペライチサイトでも問題ありません。
今後は定期的にランディングページの作成依頼、(更新はこちらで行えるものは行います
WordPressのテーマ作成依頼なども行いたいと考えております。
(WP対応不可の場合は問題ありません)

 

まずツッコミを入れたいところがなんといっても内容の薄っぺらさ。ここまで薄いと受注者側から私(クライアント)の要望をヒアリングしてくれと言っているようなもんです。

そして報酬の低さです。あまりにも低すぎます。報酬の幅が10,000〜50,000とありますが5万でも低すぎです。

静的WEBページならまだしも、お問い合わせフォーム画面があったり、「更新はこちらで行えるものは行います」ってちゃかりCMSとしての機能も求めちゃってますよね?

要は専門家じゃないのでよくわからないから私(クライアント)の要望をヒアリングして、CMSを導入して、動的WEBサイトのデザイン且つレスポンシブ対応して、そしてコーディングをトータル5万でしてくれと言ってます。

発注者はクライアントとの折衝やテストの工数は全く考慮していません。というか知らないのでしょう。正直ヘタしたらここの工数だけで5万以上しますよ…

一般的なシステムエンジニアの月単価って80万するんですよ。これと同等の金額を稼ごうとすると、この案件を月16回しないといけない計算になり、月の稼働日を20日とするとほぼ1日でこの案件を終わらせなければいけなくなります。

どう考えても1日で終わるような案件じゃないし、ビジネスとしても非効率すぎます。これが仮に企業で行われていた場合、超絶ブラック企業になりますね…

ホームページ作成業務を中心に見て回りましたが、ホームページ作成業務ってなぜこんなに安受けしているんでしょうか。確かにワードプレスを導入して、テンプレートを使用することである程度効率化して生産性を上げることはできますが、あまりにも非効率でとてもじゃないけどフリーランスとして生業にはできませんね…

 

クラウドソーシングへの期待

クラウドソーシングはフリーランスの味方であるべきサービスなのに受注者にとっては現状いいものとは言えません。発注者は専門家じゃないからITリテラシーが低くて当たり前です。だから上記のようなとんでも案件が蔓延るのでしょう。

フリーランスにとって味方であるサービスであるならば、発注者の意識改革を運営側であるクラウドワークスやランサーズが仕向けていかないとだめです。

とんでも案件を掲載させず信頼のおけるサービスにするためにも、運営側で基準を設けて案件内容を精査し、一定基準を満たない案件は掲載できない等のルールや、ITリテラシーが低い発注者のための見積もりガイダンスを用意するといった仕組化は必要です。これができないとこれ以上サービスとしての発展はあり得ないでしょう。

 

さいごに

クラウドソーシングはまだまだ発展途上のようです。フリーランスでノマドワークを実現するには、対企業で信頼を得てから個人で営業して仕事を獲るしかないようです。

 
 
 

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